Author:ボブ
バカです。
ということで、二度程三途の河を渡りかけたジョニーザクですが、不死鳥の様に蘇りました。
結局、サフを吹いちゃった箇所は2000番とメラミンスポンジで塗装を削り落として再塗装という形でほぼ塗装工程を全てやりなおしました。シンナーで落とすことも考えたのですが、ABSは割れる可能性があるので、割れたことはないけど些細なリスクも排除する意味で未使用。自作デカールは水転写デカールと違い、糊で塗料を無理矢理定着させる方式なので一番落とすのが大変でした。
一瞬のミスが取り返しの付かないことになってしまうという恐ろしさを実感しましたよ。ちなみに初期の頃から当blogを注意深くご覧になっている方がいらっしゃるかどうかわかりませんが、実は以前に公開したνガンダムで興味深い記述があります。「ファンネルが微妙に白いのはトップコートと間違えて…」そうなんです。実は二度目です。私という人間が如何に進歩が無いか、ということを象徴してますねorz
そんな訳で作業やり直しと相成りました。ちなみに上で「二度程三途の河を渡りかけた」と書いてあるのは、サフ事件公開前に一度あの世に旅立ちかけたからです。せっかくだから記録という意味合いも兼ねて書いておくと、去年の年末、ベランダでスプレー吹いたものを回収し忘れたまま就寝→寝てる間に下に敷いた新聞ごと風で飛ばされてバラバラ事件発生、という事件があったからです。庭やらベランダの排水溝やらに各地に上腕とか頭部とか細かい部品が分散してしまいました。胴体とか脚部は重かったせいか飛ばされずにベランダに転がってましたけどね。新聞紙が舞い上がる力て意外と強いんですね。
もっとも、そもそもそんな突風が吹いたわけでもなく、近い範囲にまとまっていたので幸いにして奇跡的に全ての部品を回収出来たのですが、一部完全に乾く前だったらしくて表面は悲惨なことになっていたのです。ということで、ホコリや砂等をヤスリで落として再塗装し、前回の更新の時にはその辺の苦労話を交えつつ、完成版を公開する予定でした。そしたらサフ事件が起こったわけです。そんな訳で塗装に二度程失敗している不遇の機体です。
今回は塗装のやり直しの他、転んでもタダでは起きないてことで次のような作業を行っています。
・ 左肩のスパイク形状を変更
一度スパイクをカットしてからパテを盛り、独特のスパイクをそれっぽく再現しています
・ 脚部の一部を修正
せっかくなので表面処理をやり残した部分を再度改修。
・ 腕の接続軸隠し
esさんのアイデアをパクって手首の改修。
Uバーニアフラットが売ってなかったのでコトブキヤの丸モールドを利用してます。
中央にピンバイスで穴を開けて手首の軸を通しています。
あえて接着しないことで手首の可動を殺さず軸を隠せるのでオススメです。
・ 腰可動の追加
文字数と写真が多くなったので次回、別エントリにて書きますが、腰部を無駄に改修し、ホンの少しひねった動作が出来るようになっています。
デカールは全体的にジオノっぽい感じで仕上げています。一部ガンダムデカールで賄いきれないものは自作デカールを使用。電子データが残っているのでここは問題なくリカバリできました。
シャア機と。
ジョニーゲルググと。
今回使ったものリスト(リンク先はAmazon)☆印は今回新規購入
1. 本体
・ HCM-Pro07-01 シャア専用ザク マスターマーキングVer.
2. 造形関連
・ WAVE 軽量エポキシパテ
・ 田宮 プラ板 0.3mm
・ コトブキヤ バーニアノズル(I・II)
・ コトブキヤ ダクトノズル
3. 塗装、装飾関連
・ クレオス サーフェイサ
・ クレオス リターダーマイルド
・ クレオス Mr.マークソフター
・ クレオス Mr.マークセッター
・ クレオス Mr.カラー(スーパーフラットブラック)
・ クレオス Mr.メタルカラー(ダークアイアン☆) ※事故の関係で前後しましたが、当初これ用に買いました。
・ クレオス 水性ホビーカラー(オレンジイエロー)
・ クレオス ガンダムカラー(レッド1、グレー25)
・ クレオス ガンダムカラースプレー(Gレッド09)
・ クレオス ガンダムマーカー(シルバー、メッキシルバー)
・ 田宮 マスキングテープ
・ ガンダムデカール(13、15、26、31、42)
4. その他
・ バンプレスト パッケージアートフィギュア(MS-06R)
・ ZEONOGRAPHY #3001 MS-06R ZAKU II (High Movility type) ※資料
・ S.O.G. MS-06-R2 ジョニー・ライデン専用機 ※資料
おまけ。やっつけ2分CG。
サーフェイサーの悲劇、対岸の火事とは思えな事件でしたね。
精神的にも手間的にもかなり大変だったと思いますが、
この素晴らしいクオリティで復活できて本当によかった。
で、そういった事抜きにしてもすごくいいデキですね。
足のカバーの造りから、色合い、仕上げまで、全てしっかりしていて、
商品のようです。細かいデカールも効果的。
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ちなみに、それ以前の悲劇の方は、自分もよく会います(爆)
最近では某シ○ツルムディアスを作ろうと加工してた、リ○クディアスの頭部が、
本体から外す時に部屋のどこかへ飛んで行き、現在も行方不明ですw
手間よりもメンタル面のダメージがでかかったですw
ホント、復活出来てよかったですよ。
無事ライデン機が完成出来たのも元はNickさんのナイスアイデアのおかげですけどね。アレを流用しなかったら絶対無理でしたw
>頭部ヘッド
それはきっと妖精の仕業です。
探してはいけません。探してる時に妖精と目が合うとアウターゾーンに連れて行かれます。きっとある日出てきます。
冗談はさておき、コンプロて部品小さいからそういう事故も多そうですよね。
改修した頭部が行方不明もダメージでかいですね。物理的に無いと塗り直しとかそういうレベルじゃ復活しないですし。
出てくるといいですね。
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