Author:ボブ
バカです。
一部のフリークの間で伝説となっていたあの岡崎版のガンダムマンガが復刻版という形で発売されていました。ネットで知って以来、一度でいいから通して読んでみたいと思ってましたけど、まさか復刻する日が来ようとは…。
ダイジェストで書くとこんな感じです。
ハロじゃない謎のロボットを組み立てるアムロ。
アニメ本編よりも思慮深いセリフを吐くシャア。
「ええい この スイッチだ!!」とボタン1つでザク2機を破壊するアムロ。
サイド7を破壊してやったぞと喜ぶシャア。
「ざまあみろ!!」「くそっしょうがねえな」と言葉遣いの悪いアムロ。
小太りで何故か名前が違うミライさん。
アニメ本編よりもギレン兄貴に似てるガルマ。
ギレンの演説を聞いてTV画面を拳で破壊するアムロ。
暴言吐いたりTV壊したりしてるのに「弱い性格」呼ばわりされるアムロ。
犬死するリュウ。
セイラと話してる最中にブライトに射殺されるランバ・ラル。
ガンダムハンマーであっさりやられるゴッグ。
更にホワイトベースに潰されるゴッグ。
アッガイに乗ってジャブローに侵入するシャア。
「モビルアーマー」ゾックに乗って戦うマ・クベ。しかも宇宙。
そのマ・クベのゾックの破片で死ぬドズル。
同時出撃するのはズゴック。当然宇宙。
ストーリー半ばにして唐突に終わるラスト。
とまあ、公式パチモンと呼んでも差し支えない様なアレな場面が満載です。ただ、とかくアレな部分だけが取り沙汰されがちなこの漫画ですが、通して読んでみるとこれはこれで1つの作品として筋が通っているというか、案外違和感がないのはやはり岡崎先生の匠の技でしょうか。思ってたよりも遥かにパチモン的観点抜きでも楽しめましたよ。
ついでに同時収録されているめぐりあい宇宙の方はアニメに忠実で安心して読めるというか、普通すぎて読み応えがないというか、なんというか、まあ、その、普通です。ジャブローから宇宙に上がった直後に唐突に終わった岡崎版ガンダムとは関連性がありません。ゾックに巻き込まれて死んだはずのドズル閣下はきちんとビグザムに乗って出てきますし。
宇宙で戦うズゴックは30年の時を経てガンプラビルダーズにおいて悲願の映像化と相成ったわけですが、それとほぼ時期を同じくして復刻されるとは感慨深いものがあります。お値段1,800円と少しお高いのですが、伝説に触れる貴重な書籍かと思いますので、興味のある方は書店に足を運ばれてみては如何でしょうか。
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機動戦士ガンダム (サンライズ・ロボット漫画コレクションvol.1)
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