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凱風快晴

gaifu_kaisei_s_001.jpg
 今日はこれです。

 GBWCに出した「凱風快晴」です。色んなMSのパーツをミキシングビルドして作りました。

 ガンプラの最大の特徴でもある色分けは実に優秀で、例えば赤系統だけでも何種類もあるし、青系等だけでも何種類もあるし、何種類の成型色があるのかわからないくらい、とにかく非常にカラフルなわけです。この色分けを活かせないかなと思い立ち作ってみました。また、ガンプラと言えばMade in Japan。日本の象徴と言えば富士山、富士山といえば赤富士。凱風快晴なのであります。

 ※ なお、パクリだ何だみたいなのが最近流行りなので念の為記載しておきますと、北斎の凱風快晴は、北斎の没後50年以上が経過しており、法律上の著作権は切れています。没後160年以上経っているのでTPPによって没後70年になったところで問題はありません。


 自分の中の縛りとして以下の2点は厳守しました。
 ・ パーツを一切加工しない(ダボ切り含め一切やってません。やったのはゲート跡の処理のみ)
 ・ パーツを塗装しない(つや消しクリアは吹いているので厳密には全塗装してますが)

 単にパーツを並べるだけだろうとタカをくくっていたのですが、これがやってみるとものすごく大変な上に事前に見積もったパーツでは全然足りず、近くで見るとよく見えても離れて見るとイメージと違ったりして、何度か剥がしては貼りを繰り返して漸く完成に至りました。特に必要な量のパーツを揃えるのが結構大変でキットを丸ごと潰しても全然足りないとか、大きさが合わなくて中途半端にしか使えないとかありました。この辺は事前に想像していたより遥かに面倒で実際にやってみないとわからない苦労でした。

 基本的にはパーツ取りでジャンクになったプラモや、パーツパラダイスで買ったパーツの余り、素組みしたまま放置してるキット、素組みして子供に壊されてどうでもよくなったキット、等を中心に使いましたが、青が足りなくなってHi-νブレイブのファンネルを泣きながら投入したりとか青いジャンクパーツが少なくて、BD2号機を丸ごと投入したりとかちょっともったいない気もしなくもないですが、新品も投入してます。

 サイズはA3で、GBWCのレギュレーション上、50cm立方に収まる最大サイズの定格にしました。対角線を使えばA2でもイケたと思うのですが、MGが必要になりそうなのでやめました。しかし、キャンバスサイズを大きくした分、細かい表現が可能になった反面、HGクラスのパーツは使っても使ってもキャンバスが埋まらないので途中で3回くらい死のうかと思いました。

 作っている背景紙は白枠+黒なので、色がついてる部分は全て何かのパーツ、白も大半は何かのパーツです。作ってる途中まではきちんと絵に見えるのか不安でしたけど、離れて見てみると思ってた以上にちゃんと絵になってるし、苦労した空のグラデーション表現もそれなりにわかる感じになったのでよかったかなーと思います。パッと見わかりにくい色の差が複数パーツ集めて他の色と隣接させた時にある程度見えてくるのがなかなか興味深かったです。

 出オチではあるものの、これはこれでかなり真剣に作ったし、気に入らない部分は何度も作り直してるし、時間もそれなりにかけてるし、特に締めきり直前の最後の1週間はずっと睡眠時間1時間半とかまで削ったし限られた時間の範囲内ではありますが極力妥協することなく作りました。そういう意味ではこれはこれでガチです。

gaifu_kaisei_s_002.jpg
 応募のレギュレーション的に、「背面」の写真を入れなければならない様でしたので…背面、入れました。この部分、私の創作性は皆無です。GBWCは3枚しか画像をupload出来ないので逆に3枚で全て伝えきるにはこういうものを出すしかないんじゃないの?という思いもこもっています。

gaifu_kaisei_s_003.jpg
 あとこれ、アピールカット。絵だから飾るしかアピールのしようがありませんでした。

 最後にちょっとぶっちゃけちゃうと、GBWCはガンプラを素材にしてればガンダムの世界観とかどうでもいいんでしょ?と思えなくもないコンペなので、これはそれに対する小さな反抗でもあります。ガンプラは自由なんでしょ?と。レギュレーション見ても何処にもガンダムの世界観に則って作れとも書いてないし、組み立てろとも書いてないですし、レギュレーションの範囲内で遊んでみたつもりです。そして上にも書きましたけど、僅か3枚の画像で判断できるものとは?みたいなところもありまして。

 結果的には一次審査すら通らなかったので結構悔しいです。爪痕残したかったんですが、力及ばず。来年はランナーをミキサーで砕いて粉にして、それで砂絵描こうと思います。

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